タンザニア・キトゥロ国立公園周辺の村落で
ワークショップ
1月15日〜2月2日

10年来、個人的に活動されている勝又さんが「タンザニアの農村青年を支援する会」を作り、海外運輸協力協会の助成を受けて、JSCAに依頼があり、タンザニア南部標高2500mにある農村を回って、ワークショップを実施して来ました
15日に羽田-関空−ドバイ-ダルエスサラーム-19日午後マタンバ村という長旅でした

大地溝帯の村チマラを望む
チマラからここまで4時間かかった

マタンバ村の入り口
まだ、ここから1時間走って雲の下へ

キニカ村の生活改善グループメンバーと。   小学校の授業の様子         全校生徒を前にソーラークッキング

イクングラ村の生活改善グループメンバーと。 この時期は雨季で雨交じりの中のワークショップ  小学校でクッカーの説明

マタンバ村の女性団体FEMAの歓迎の踊り  わずかの晴れ間にお湯を沸かし「ウガリ」を作る 午後は雨のため室内でお話 
訪問した4つの村で、
ソーラークッカーの説明
現地で調達できる材料で作るクッカー
雨水を溜める
竹で雨樋を作る
竹の利用(竹ベッド・竹細工)
竹林の整備
トイレの堆肥化
ソーラーライト
の話など、生活改善のヒントを指導した

 

ムパンガーラ村では朝から土砂降りの雨のため、お話だけになった。ソーラーライトを贈呈してとても感謝された。
現地の材料で作るクッカー(テルケス型)組立て  材料:ダンボール・アルミ箔・ボンド・針金・食品ラップ
竹を使った簡易雨樋のワークショップ 雨が降ってきて分かってもらい易かった     レンガ造りの飲料水 貯水槽
イクングラ小学校のトイレ。炭水化物しか摂っていないせいか臭いがない。 アイリッシュポテトの出荷風景。  籠を売る風景
日曜日にキトゥロ国立公園を案内してもらった。 オーキッド(蘭)の種類が多い。 滝があったり湧き水があったり豊富な水量
多種の花々や鳥類、小動物がいるこの公園は富士箱根伊豆国立公園の3倍の広さがある。タンザニアで一番新しい国立公園
FEMAのかまど。 煎り上手でソーラー焙煎の予定だったが天候に恵まれず、薪で焙煎。 サイザル麻で編み籠を作る。
ワークショップを終えて感じた事は、単年で行う支援ではいけないが、支援する資金の調達は難しい。そこを乗り切って、エコツーリズムの推進を図って今の環境を保ちつつ、何とか村人の生活の向上と、現金収入の道を開いていけたらと願います。

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